【アニメ感想】泣きたい方必見!南極への旅をとおして女子高生の成長を描く傑作「宇宙よりも遠い場所」

アニメ感想

 今回紹介するアニメ感想は、4人の女子高生が南極に行くために奮闘する青春アニメの傑作「宇宙よりも遠い場所」です。

 「宇宙よりも遠い場所」は 

こんな方にオススメ

感動したい方!

青春!!の雰囲気が好きな方

キャラクターの成長が好きな方

南極が好きな方

 に特にオススメです!!

 この記事は、「宇宙よりも遠い場所」を見たことのないあなたのことを考えてネタバレなしです。

 そのため、「宇宙よりも遠い場所」をこれから見ようか悩んでいる方も安心して読むことが可能です!

 

あらすじ

 そこは、宇宙よりも遠い場所――。

 何かを始めたいと思いながら、

 中々一歩を踏み出すことのできないまま高校2年生になってしまった少女・玉木マリことキマリは、

 とあることをきっかけに

 南極を目指す少女・小淵沢(しら)()と出会う。

 高校生が南極になんて行けるわけがないと言われても、

 絶対にあきらめようとしない報瀬の姿に心を動かされたキマリは、

 報瀬と共に南極を目指すことを誓うのだが……。

  公式サイト「YORIMOIPARTNERS」より引用

感想

公式サイト「YORIMOIPARTNERS」より引用

とにかく泣ける

 とにかく感動する描写が多いのが「宇宙よりも遠い場所」の特徴です。

 毎話毎話どこかで泣けるんですよね。

 どうして泣けるのかというと、詳しくは下の方でそれぞれ書いているので、そちらを読んでみてください。

 あまり話すとネタバレになってしまうので話せない…。

出ているキャラみんなが主人公

 「宇宙よりも遠い場所」には明確な主人公というのはいないと思います。

 話を動かすキャラとして、南極を目指す高校生4人がメインキャラになります。

 その高校生4人は、みんな何かを抱えています。

 高校生の思春期であれば悩みの1つや2つ抱えていますよね。

 その辺りの描写が絶妙なんです!

 最初に登場するのが、

 玉木マリことキマリ。

 このキマリが、みんなを動かす役目をおっている、1番主人公に近い立ち位置のキャラです。

 キマリが南極に行きたい理由が、

 「青春する」なんですよね。

 この何ごとにも代えがたい体験=青春をするために、仲間と共に南極を目指すことになります。

 2人目の高校生が小淵沢(しら)()

 報瀬は、中学時代に母を南極で失ったことにより、物語当初から南極を目指していた変わり者。

 学校では「南極」とからかわれていて友達もいない。

 ただただ母の面影を求めて南極を目指す。

 放課後は南極に行くための資金を貯めるためにひたすらバイト生活。

 そんな報瀬とキマリが出会ったことによって物語が動きます。

 3人目が、高校に行っていない16歳の三宅日向。

 人間関係によって高校を中退後、キマリたちの学校の近くのコンビニでバイトをしていました。

 そのバイト先に、キマリがバイトとして入ってきたことで一緒に南極を目指すことに。

 4人目が高校1年生でタレントの白石結月。

 結月は幼い頃からタレント活動が忙しく、生まれてから友達ができたことがありません。

 そんな結月が、高校生が初めて南極に行くという番組出演のオファーを受けたことで、キマリたち3人と出会います。

 この癖のある4人が南極を目指しながら旅をする過程で、それぞれの心の悩みを解決していく過程が泣けるんですよね。

 南極に行くことで成長する4人を見守るストーリーです!!

 この4人以外にも、「民間南極観測隊」の大人たちがみんな素敵。

 「民間南極観測隊」のメンバーは、報瀬の母が南極で行方不明になった際に一緒にいたメンバーなんです。

 報瀬の母との友情等が垣間見えるシーンになると、物語の焦点は大人たちに移るんです。

 この高校生の成長と大人たちの想いが本当に良い味きかせてる!!

演出が素晴らしい

 「宇宙よりも遠い場所」がここまで泣けるのはなぜなのか。

 それは、ずばり演出の力がとんでもなく強い!!

 1つ1つの南極の広大な背景。

 白夜の神々しさ1つとっても、物語のメインではありませんが、画面に集中させられます。

 キャラの1つ1つのしぐさや表情、動作など、「音がないシーン」を大事にしているのが凄い伝わってきます。

 この「音がないシーン」にモノローグが加わると、なぜだか涙が出てくるんですよね。

 ほんとに不思議なくらい、気づいたら泣いてる。

 青春の1ページに音はいらない!!って主張している感じ。

 高校時代に印象に残っているのって、音や匂いではなく、風景ですよね。

 その青春の1ページを演出されると大人は泣いちゃいます…。

 ここまで「音がないシーン」が凄いと言ってきましたが、逆に「挿入歌」のタイミングが完璧なんです!

 毎度ここで挿入歌出されたら泣いちゃうよ!ってシーンで挿入歌をばっちり入れてくるんですよね。

 この音の強弱が素晴らしい!

 私なんて、物語の後半にもなると、挿入歌の「ハルカトオク」のイントロが流れた瞬間に反射的に涙が出てくるように教育されましたもん。

協力が強力

 「宇宙よりも遠い場所」の南極に至るまでの道のりの1シーン1シーン。

 南極での生活、調査シーンがとてもリアルに表現されているんですよね。

 「宇宙よりも遠い場所」を見れば、南極に行くことの大変さがよく理解できます。

 なぜこんなにも素晴らしい描写ができたのかというと、協力が強力なんです!

 協力しているのが 

 文部科学省

 国立極地研究所

 海上自衛隊

 SHIRASE5002(一財)MNI気象文化創造センター

 なんです。

 これは…「宇宙よりも遠い場所」はただのアニメではない。

 南極の教科書でも作るつもりかって協力なんだよなぁ。

 この強力な協力があったからこそ、ここまで素晴らしい演出ができたんだなと納得ですよね。

 南極に行くまでの訓練、南極に行くまでの道のり、南極での調査、生活などなど…。

 物語に説得力をここまで出せたのは、間違いなくこの強力な協力のおかげですね。

お得に見るなら

 見放題サイトで見ることが可能です!!

 オススメのサイトは

「dアニメストア」

「U-NEXT」

 であれば見放題です!!

 アニメを見るならどの見放題サイトがオススメかは、詳しくは下記の記事を参考にしてください。 

まとめ

 ただの青春アニメで終わらない「宇宙よりも遠い場所」!

 ダマされたと思って1度見てもらいたい!
 老若男女すべての人にオススメできる作品です。

 また、次に見るアニメを探している方には、「宇宙よりも遠い場所」もランク入りしている私の下記の記事を参考にしてください。 

以 上

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