【漫画感想】ただの野球マンガが飽きた人必見!「ONE OUTS」才能だけが全てじゃない!

漫画感想

 野球マンガ史上最も異質な作品である「ONE OUTS」の感想記事になります。

 一味も二味も違う野球・スポーツマンガが読みたい方!!

 スポーツを通じて人生についても知りたい方必見の作品です!!

 「ONE OUTS」を読んだ後は、自分の生き方の考え方が変わるかも!?…しれません。

あらすじ

 不運の天才打者児島弘道がオフの沖縄で出会ったのは、賭け野球500戦無敗の男渡久地東亜だった。

 その渡久地の力を借りて悲願の優勝を狙う児島弘道。

 そんな渡久地が入団することになるのは、埼京彩珠リカオンズという超最弱チーム。

 入団する際、渡久地はリカオンズオーナーと特殊な契約を結ぶことに。

 その契約が「ワンナウツ」契約!!

 「ワンナウツ」契約とは、渡久地がアウト1つ取るたびに500万円を獲得し、1点を失うごとに5000万円失うという契約である。

 賭け野球無敗の男渡久地東亜が奇跡を起こすことに!?

感想

友情・努力?勝負の世界にそんなもんはいらん!!異質な野球マンガ!!

 

 野球マンガといえば、熱血主人公が努力と友情で勝利を収めていく感動ストーリーが王道であり鉄板ですよね。

 ですが、この「ONE OUTS」はまったく違います!!

 そんなシーン一切なし!!

 主人公である渡久地東亜はそんなことお構いなし!!

 勝ったやつが正義だと言い張るとんでもない男です。

 ですが、読んでいる私たちはそんな渡久地の態度が最高に好きになります!!

 そもそも、このマンガは、ピッチャー渡久地VS打者という、野球マンガでは当たり前の構図だけで終わりません。

 渡久地を勝たせたくないリカオンズオーナーとの心理戦でもあるんです。

 私たち読者は、リカオンズオーナーがどんな汚い手で渡久地を負けさせようとするのかにドキドキし、その汚い手から渡久地がどうやって勝利を収めるかというワクワク感を得ることができます。

 自分のチームのトップのオーナーが敵っていう構図が普通の野球マンガではありえませんよね。

 もちろん、それとは別に、敵チームのライバルたちとの対決もしっかりと描かれるので安心してください。

 物語の前半は、渡久地VSリカオンズオーナーという構図です。

 後半からは、渡久地の影響を受けたリカオンズVS最強チームという構図になっていきます。

 この頃になると、渡久地ニズムで教育を受けたリカオンズの魅力が倍増しているので読者はリカオンズ全体の成長を見ることができて面白いですよー。

 また、最強チームのライバルたちが本格的に渡久地対策を行うので、渡久地が負けるのかどうかドキドキしながら読み進めること間違いなし!!

 そして、渡久地がリカオンズに入った目的を果たすために行った最後の心理戦の凄さに読者は絶対にビックリすることをお約束します!

 野球の才能があるわけでもない渡久地がどうやって勝ち続けていくのかは、読んだことがないあなたは読んでみてください!!

 そんな渡久地の代表的なセリフがこちらです

 お前らとんでもない思い違いをしているな

 さっきから聞いてりゃ連中のやっていることを汚いだのイカサマだの言ってるが

 勝った負けたの世界ではな

 イカサマだの反則だのってのはその不正が露わにされて初めてそう呼ばれるんだ

 いったん通ってしまった不正

 それはもはやイカサマでも反則でもない

 正義だ

渡久地の勝負に対する姿勢が人生のためになる

 勝負師渡久地の勝利にかける意気込みが人生のためになる。

 野球の才能があるわけでもない渡久地が勝ち続けるのはなぜか?

 それは、誰よりも勝つことを考えているからなんです。

 リカオンズオーナーとのワンナウツ契約に勝つためにはどうすればいいのか。

 今度の自分の登坂では、リカオンズオーナーはどういう妨害をしてくるのか。

 そういったことを事前に考えたうえで、その対抗策を練ってから勝負に挑むのが渡久地なんです。

 そういった渡久地の考え方が人生において役に立つんです!!

 人生は、どんなに綺麗事を言っても最終的には勝つか負けるかなんだと思います。

 私は、作者甲斐谷忍さんが、野球というスポーツをとおして人生について描きたかったのかなと思って読んでいます。

 あなたは今人生で勝ち続けていますか?

 負け続けている人生で満足していますか?

 負けることに慣れていませんか?

 勝つことを諦めていませんか?

「ONE OUTS」を読んでいていると、そんなことを渡久地から言われているような気持ちになってきます。

 そんな渡久地の代表的なセリフがこちらです。

 今までのあいつは運まかせのサイコロ振りさ

 6回振れば1回は1が出るはずとただ漠然と1の目を待つサイコロ振りさ

 たとえ100回連続で違う目が出ても

 「100続けて1が出なかったんだから次こそは必ず1が出る」と言いながらやっぱりサイコロを振るサイコロ振りさ

 だが勝負とはそういうものじゃない

 100回1が出なかったらサイコロのイカサマを疑うべきなのだ

 そして

 100回の負けを取り返すために自分に有利なイカサマサイコロとすりかえるべきなのだ…

 それが勝負の世界

 自分が動かなければ何も変わらない

 そして…

 動けば必ず何かが変わる 

まとめ

 異質な野球マンガと言えば「ONE OUTS」というのをみなさんによくわかってもらったと思います。

 渡久地東亜がリカオンズに入団してどう変わったのか…。

 それは皆さんが直接このマンガを手に取ってもらえればと思います。

 また、「ONE OUTS」以外の傑作スポーツマンガをお探しの方は、こちらの記事も参考にしてください。

 【完結済みマンガおすすめ】心が震えたスポーツマンガベスト20を熱く紹介!!

 最後に、「ONE OUTS」で1番印象に残っている渡久地のセリフを紹介して終わります。

 何でかね

 日本人ってのは弱点を見つけるとそれを消すことばかりに固執する

 だが大概はうまくいかないだろう

 だったら何で…

 「弱点をも補って余りある程まで長所を伸ばす」

 そういう発想にならないかね

 俺を見てみろよ

 俺は体も細いしとてもとても速いボールなど投げられない

 だが…一度だってそんな欠点を気にしたことはない

 なぜなら…

 速い球投げられなくても勝てるから

                                                         以 上

コメント

タイトルとURLをコピーしました