【アニメ映画感想】色々な「美しい」が詰まった恋愛映画「ジョゼと虎と魚たち」

アニメ感想

 

公式サイト「2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project」より引用

 今回の感想記事は、アニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」です。

 この「ジョゼと虎と魚たち」は、原作は恋愛小説になっており、2013年には実写映画にもなっているので、名前を聞いたことがある人は多いかもしれません。

 私は、小説と実写映画は見ていませんが、調べた限りだと、小説と実写映画のラストとは違う展開になっています。

 そのため、小説や実写映画を見たことがある方でも楽しめると思います。

 また、小説や実写映画を見ていないと内容分からないかなって思う方もいるかもしれません。

 ですが安心してください。

 私自身も、小説と実写映画は見ていませんが、楽しく観賞することができました。

 「ジョゼと虎と魚たち」は

こんな方にオススメ

夢に向かって頑張る人が好きな方

美しい作品が好きな方(美しいの意味は感想で話します)

アニメ制作会社のボンズが好きな方

 に特にオススメです!!

 この記事は、前半はネタバレなし感想になります。

 また、後半に関しては、「ジョゼと虎と魚たち」を見た方々に向けてネタバレあり感想になりますので、まだ見たことがない方はご注意ください! 

あらすじ

趣味の絵と本と想像の中で、自分の世界を生きるジョゼ。
幼いころから車椅子の彼女は、ある日、危うく坂道で転げ落ちそうになったところを、大学生の恒夫に助けられる。

海洋生物学を専攻する恒夫は、メキシコにしか生息しない幻の魚の群れをいつかその目で見るという夢を追いかけながら、バイトに明け暮れる勤労学生。

そんな恒夫にジョゼとふたりで暮らす祖母・チヅは、あるバイトを持ち掛ける。

それはジョゼの注文を聞いて、彼女の相手をすること。
しかしひねくれていて口が悪いジョゼは恒夫に辛辣に当たり、
恒夫もジョゼに我慢することなく真っすぐにぶつかっていく。
そんな中で見え隠れするそれぞれの心の内と、縮まっていくふたりの心の距離。
その触れ合いの中で、ジョゼは意を決して夢見ていた外の世界へ恒夫と共に飛び出すことを決めるが……。

公式サイト「2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project」より引用

ネタバレなし感想

公式サイト「2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project」より引用

美しいと表現するのがぴったりな作品

 「ジョゼと虎と魚たち」を一言で表すなら、「美しい」! 

海中のシーン

優雅に泳ぐ魚たち

ジョゼの絵

恒夫の夢

ジョゼと恒夫の恋

ジョゼと恒夫の周囲の人たち

 「ジョゼと虎と魚たち」を見た方になら間違いなく伝わると思いますが、美しい。

 詳しくは、ネタバレありの部分で話しますので、「美しい」作品に触れたい方は見てくださいね。

夢を追うって素敵なことだと再認識

 上でも話したように、歩けないことでひねくれていたジョゼが、自分の夢のために頑張る恒夫を見て変わっていく過程。

 その後、恒夫から夢をもらったジョゼが、逆に恒夫の夢のために背中を押す展開。

 「夢」っていう言葉は、数々の作品のテーマになることが多いですが、「夢」って素敵だと再認識させられます。

 そして、夢に向かってキラキラしている若者を見ていると、自分の人生の励みになる!

 また、夢とまではいかなくても、自分のやりたいことにチャレンジしてみよう!って気合が入ります。

 そんな風に、気合を入れたい方にオススメしたい作品ですね。

「ジョゼと虎と魚たち」を見るなら 

 「ジョゼと虎と魚たち」は、アニメの配信サイトで見放題にはなっていないようです。

 そのため、GEOなどのレンタルショップでレンタルするか、各配信サイトでレンタルするのがオススメ。

 その中で、私がオススメするなら、

 「ジョゼと虎と魚たち」だけ見るのであれば、「U-NEXT」がポイントで見ることができるのでオススメですね。

 今後もたくさんアニメを見たいという方は、「dアニメストア」がオススメです。

 現在、Amazonプライムの見放題対象になっています!!

 そのため、Amazonプライムがオススメ。

 自分にとって、どのアニメ見放題サイトが合っているかは、私のこの記事を参考にしてください。

 アニメを見るなら「dアニメストア」と「アマゾンプライム」のダブル契約がお得!?ほかの見放題サイトと比較して解説します。

ネタバレあり感想

 

 ここからはネタバレありです。

 まだ映画を見ていない方は気をつけてください。

すべてが美しい!!と言いたくなる映画、それが「ジョゼと虎と魚たち」

 「ジョゼと虎と魚たち」は、美しい!

 何が美しいと感じたのか、それは、映画のすべてです。

 具体的に話すと、ダイビングのシーンや魚のシーンなどの海の描写には力が入ってましたよね。

 そういった作画については、さすがのボンズさん!

 私個人の好みの話になりますが、ボンズさんの人物作画がとっても好きなんですよね。

 何だろう、髪の毛の作画かな。

 ちょっと鉛筆で輪郭を引いた線が残っているような雰囲気がとっても好き。

 「僕のヒーローアカデミア」や「ジョゼと虎と魚たち」は、この作画が凄い分かりやすいので、それを気にしながらもう1回見返してほしい。

 そういったこともあって、「ジョゼと虎と魚たち」の作画が「美しい」。

 作画以外の部分に関しては、やっぱりジョゼと恒夫の関係性が美しいですよね。

 この2人の関係性って不思議。

 ジョゼが、夢に向かって頑張っている恒夫に惹かれるならわかるんですけど、恒夫はジョゼのどこに惹かれたんだろう。

 最初は、お金がもらえるから仕方なくジョゼと一緒にいたのは間違いない。

 やっぱりジョゼが海に憧れてたからなのかな?

 メキシコの海に憧れていた自分と重なる部分があったってことなのかな。

 さらには、終盤でのジョゼの紙芝居のシーンが良かったんだろうなぁ。

 あそこまで背中を押してくれる人がいたら惚れちゃってもしょうがない。

 舞ちゃんは、恒夫がけがをしたときに一緒にいるからって言ってたけど、ジョゼは夢をあきらめるなって背中を押してたからね。

 舞ちゃんじゃなくてジョゼを選んだのはそういったところなんだろうなぁ。

 恒夫の背中を押すために作った紙芝居の影響で絵本作家を目指そうと決意するジョゼも素敵なんですよね。

 この2人がラストに幸せそうなのが何よりうれしかった。

 原作小説や実写映画のラストはハッピーエンドではないようなので不安がありましたが、これはハッピーエンドだろう。

 よく、原作や実写映画の最後からこのハッピーエンドにしてくれた!ってスタッフに拍手したい気分ですよね。

ジョゼと恒夫の周囲の人たちも魅力的だった

 「ジョゼと虎と魚たち」は、ジョゼと恒夫の2人が美しいのはもちろんのこと、この2人の周囲の人たちも素敵だった。

 ジョゼのおばあちゃんは、孫の障害についてはマイナスにとらえていて、だからジョゼを外に出したがらないのかなって思っていました。

 しかし、ジョゼがオシャレして出かける姿を見てテンション上がっていたりしていた姿を見るに、そうじゃなかったんだな。

 本当は、外の世界に出てほしかったけど、ジョゼ自身が外を拒絶していたから出さなかったのが、あの後ろ姿だけで理解できた。

 他には、恒夫のダイビングショップのバイト仲間の2人も素敵だった。

 この2人は友達思いですよね。

 舞ちゃんは恒夫に振られちゃったけど、かなり素敵な女性でしたよね。

 舞ちゃんファンは多いと思ってる。

 舞ちゃんとジョゼがはしゃいでハイタッチしている姿を見たときはとってもホッコリした。

 松浦くんは言わずもがな、こいついい男やなって思いながら見てましたよー。

 舞ちゃんへのフォローがいいし、恒夫に対するフォローもよかった。

 恒夫を病院から外に連れ出したのはナイスファインプレー!!

 図書館司書の花菜さんも素敵。

 ジョゼの紙芝居作りに協力したりと、ジョゼのことをよく理解してくれる同性の理解者がいてくれてよかったと心から思える人でした。

まとめ

公式サイト「2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Project」より引用

 原作とも実写映画とも一味違う展開を見せたアニメ映画「ジョゼと虎と魚たち」。

 今回は、「ジョゼと虎と魚たち」の感想記事でした。

 夢を見つけること

 夢を諦めないこと

 夢を応援すること

 夢って素敵だなって思う方には見てもらいたいそんな美しい作品です。

以 上

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