この記事は、熱く感動するバトル漫画を探しているあなたに読んでもらいたい記事です。
なるべくネタバレをしないように紹介しますが、どうしても作品に触れることになりますので、ご理解いただけると嬉しいです。
今回紹介する「金色のガッシュ!!」は、バトル漫画、バディ漫画の最高峰の作品です。
人間と魔物のコンビが最後の1人になるまで戦い続けるバトルロイヤル作品。
まさに、「戦わなければ生き残れない」がキャッチフレーズの作品です。
作者は雷句誠さんです。
雷句さんは、藤田和日郎さんのアシスタントとして、うしおととらに携わっていました。
そのため、中学生が人間以外のものとコンビを組んで戦う作品については熟知しています。
そのうしおととらの熱さをしっかりと受け継いで描かれた本作がつまらないわけがありません!!
なお、藤田さんを必要以上に上げているわけではありません。
あくまで雷句誠さんの漫画家としてのセンスが素晴らしいと思っているので、今回紹介させてもらっています。
涙を流したい日ってありますよね。
そんなあなたはこの記事を読んで少しでも金色のガッシュに興味を持ってください!!
そして、金色のガッシュを読んでみてください。
金色のガッシュは読んだ人に元気や勇気を与えてくれる作品です。
本の巻数は
普通の単行本は全33巻
文庫版と完全版は全16巻
です。
普通の単行本はなかなか売っていません。
そのため、今から集めるなら、集めやすく、ガッシュカフェというおまけが載っている完全版をオススメします。
なお、このおまけは完全版にしか収録されていません。
あらすじ

主人公は、中学2年生の不登校の少年高嶺清磨と
その清磨の家に突然やってきた金髪の男の子ガッシュ。
清磨は天才ゆえに周りの嫉妬でいじめを受けて周りを信じることができない少年。
ガッシュは自分の記憶をすべて失った謎の男の子。
そんなガッシュですが、実は魔界の子供、つまり魔物なんです。
ガッシュは千年に1度行われる次の魔界の王を決める戦いに選ばれた100人の魔物の1人。
魔物は魔術を使うことができます。
ですが、人間界では、自分の魔本の書かれた呪文を読むことができる人間に出会って、その人間に呪文を唱えてもらわないと呪文を使えません。
また、魔物は、自分の魔本が呪文の攻撃を受けたり燃やされたりして消滅したら魔界に帰ることになります。
つまり、戦いから脱落するのです。
清磨とガッシュはわけがわからないながらも戦いを続けていきます。
その後、ある戦いをきっかけに、清磨とガッシュは「優しい王様」になるために魔界の王を目指すことに!
見どころ

魅力的なキャラクターたち
とにかく感動の嵐です。
上でも書いたように、魔物は人間とパートナーにならないと戦いに生き残ることができません。
魔物に出会っていい方向に変わっていく人間たちや
逆に、悪い人間に出会って悪い方向にいってしまう魔物もいます。
そんな魔物の成長と人間の成長を描ききった作者さんに拍手を送りたくなります。
色々な魔物とそのパートナーが作中に登場しますが、読んだ人によって好きなコンビが変わってくると思います。
初めて読んだ年齢、性別、環境などによって変わってくるでしょう。
それほど魅力的なキャラクターにあふれている作品です。
また、戦いのため、途中で脱落していく魔物はたくさんいます。
その際のパートナーの人間との別れのシーンが毎回泣かせにきます。
この作品の特徴は、この別れのシーンにあると言ってもいいでしょう。
と別れについて触れていきましたが、この作品の魅力はまだまだあります。
清磨とガッシュがさらに魅力的
たくさんの魅力的なキャラクターがいると紹介してきました。
そんな魅力的なキャラクターたちがたくさんいる中でも、主人公の清磨とガッシュの存在が圧倒的に魅力的なんです。
上記で説明したように、不登校だった清磨がガッシュのおかげで学校に通うようになっていきます。
最初のすれた感じの清磨が、実は正義感にあふれていて熱い男だったことに、だんだんと読者は気づいていきます。
そんな清磨とコンビを組むガッシュですが、素直過ぎてちょっとアホな子のため、清磨を色々と困らせることもあります。
ですが、ガッシュの根底にある熱い正義の思いが清磨と一緒のため、このコンビは最強なんでしょう。
この清磨とガッシュの心の底から出るセリフの数々がまた泣かせにきます。
また、ガッシュは他の魔物と違って呪文を出している瞬間は意識がなくなります。
そのハンデがありながらも、天才清磨の機転などで勝利を重ねていく展開がワクワクして面白いんです。
そのため、バトル漫画としてみても、めちゃくちゃ面白い作品に仕上がっています。
唐突なギャグが不覚にも笑える
もう1つ魅力を上げるとすると、唐突なギャグが面白い。
作者のギャグセンスが高いため、ところどころで爆笑してしまいます。
敵の名前が小学生の考えた下ネタだったり、謎の「V」推しの敵がいたりと……。
まさに笑って泣ける作品ですね。
個人的好きなシーンのキャラ紹介(ネタバレなし)
ここでは、読んだ人にだけわかる好きなシーンをキャラの名前だけであげます。
このキャラと言ったらこのシーンだろうというのが読んだ人には必ずわかります。
それほど、各キャラの見せ場を作るのが上手で記憶に残るんです。
コルル
ヨポポ
ダニー
パティ&ビョンコ
ウォンレイ
バリー
モモン
ロデュウ
キャンチョメ
ティオ
この11人のキャラクターの名シーンが印象に残っています。
この11人の紹介した順番に意味はあります。
読んだあなたには順番の意味も分かると思います。
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電子書籍でマンガを買うなら?「こち亀」全巻で比較してみた【電子書籍サイト比較】
まとめ
金色のガッシュは間違いなく漫画史に残る名作です。
まだ見たことがないあなたは1度手に取ってみてください。
この作品で1番印象に残っているセリフを紹介!
キャンチョメ…
あの夜は言わなかったが、カバさんは強いんだぜ…
子供を守る時は特に強い!!
ライオンだって倒しちまうんだぜ!!!
キャンチョメ…
私はいつだってカバさんだった。
私の姿は、キャンチョメの目には、カッコ悪く映ってたかい?
力を手に入れてライオンになりたいと叫ぶ魔物のキャンチョメに対して問いかけるパートナーのフォルゴレのシーンです。
このシーンを読んで考えさせられました。
ライオンのキバには小鳥は止まってくれない。
どんなに強くなっても誰も近寄ってきてくれなかったら、そんな人生は悲しいと訴えるんです。
これは物語終盤のシーンですが、確かにフォルゴレって常にカッコよかったんです。
しかもギャグも一級品。
これは惚れるわ。
こんな感じの名シーンがまだまだたくさんあります。
やっぱりまだ紹介させてください。
今までの苦労を無駄にしおって…
ああ…スマ…ネェ… 王には…なれなかったな…
ウム…お前は王にはなれなかった。だが…
お前は…「王をも殴れる男」になったぞ。
これは他の魔物とパートナーのシーンです。
王にはなれなかったけど、王になる以上に大切なことを知った魔物に対して贈ったパートナーの最高のセリフですね。
もうワンシーンだけ紹介させてください。
シスター。
僕、魔界に帰ったら勉強をするよ。
女の子のパンツとったり、スカートめくりばかりしても世界は救えないんだ。
……………あたり前です。
勉強して、清磨みたいに頭よくなって、今度こそ、大切な人達を…世界を…守るよ。
モモン、勉強はできずとも、あなたは私たちを守るため、立派な行動をとりましたよ。
それに、あなたは最後まで人を傷つける術を覚えませんでした。
あなたは私の誇りです。
これもまた違うコンビのシーンですね。
こうやって、この作品の魔物と人間コンビ1つ1つに素晴らしいドラマがあるんです。
今回紹介していない部分でもまだまだ名シーンは山ほどあります。
この記事を読んで少しでも気になった方は1度読んでみてください。
作品から元気をもらえるはずです。
以 上
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