今回の記事は、マンガを電子書籍で読むことのデメリット・メリットを紹介いたします。
本をどちらで読むといいのかということは色々な方が話していますが、ことマンガに限定すると、なかなか見つかりませんでした。
そのため、マンガを電子書籍で読もうか悩んでいる方のために、マンガを電子書籍で読むようになった先輩の私が、電子書籍でマンガを買うようになって思ったことを紹介しますね。
この記事は
こんな人は読んで
電子書籍でマンガを読もうか悩んでいる
マンガは絶対紙派
の方に読んでもらいたい記事です。
ちなみに、私は、電子書籍を買うようになったのが2021年の7月頃です。
そこから、この記事を書き始めた2022年1月までの約半年間で、買ったマンガの数は約650冊。
読んだ時間は200時間以上!
かなり電子書籍に慣れたと言えるんじゃないでしょうか。
私の購入状況を詳しく知りたい方は、この記事を参考にしてください。
【お得な話】電子書籍でマンガを買うなら「楽天Kobo」?私が「楽天Kobo」をお得だと思う理由。
デメリット

紙のマンガよりも記憶に定着しない!?
記憶の定着については巷で話題になっていますよね。
これは、色々な研究でも明らかになっているようです。
ですが、それってマンガでも当てはまります?
私自身、昔は、紙で買っていたマンガの置き場を確保するために、色々な作品を買っては売るを繰り返していました。
電子で買うようになってから、昔売ったたくさんの作品を電子で買いなおしていますが、紙の本の感動をそのまま味わっている印象です。
ビジネス書や経済の本などは、間違いなく紙の方が頭に入るでしょう。
実際に、私もそういった本は紙で読みます。
ですが、マンガに関しては、文字がメインではありません。
あくまで「絵」が重要ですよね。
そう考えると、マンガは電子と相性がとっても良いと言えます。
マンガに関して言えば、「記憶に定着しない」はあまり気にしなくてもいいのかなと思います。
逆に、記憶に定着しないなら、何回も新鮮な気持ちで名作を読めるのでお得な気が…。
似たような話で、「ジョジョの奇妙な冒険」の作者である「荒木飛呂彦」さんが面白い話をしていました。
荒木先生自身記憶力がなく、見たことのある映画の内容をすぐ忘れてしまうそうです。
ですが、荒木先生はポジティブ!
内容を忘れているから、何回も感動を味わえるとうニュアンスの言葉を言っていました。
「記憶が定着しない」なんて、気にするな!!
作品によっては単行本のおまけなどが見ることができない
電子の場合、単行本に載っている作品のおまけがないことがあります。
私は、単行本の作者コメントを読むのが好きですが、それがないことがあって寂しいです。
作品によっては、カバー裏や作者コメントなども読めることがあるので、全ての作品が読めないわけではありません。
今後はすべて対応してもらえると嬉しいなぁ。
パラ見ができない
自分の好きなシーンだけチラッと見たい場合ありますよね。
そういった場合、紙だとパラパラめくって探すことができます。
ですが、電子だと、そこまでパラパラ見ることができません。
自己流シーン検索をすることが難しいのが残念。
これは、電子である以上しょうがないことですね。
売ることができない

紙であれば、ブックオフやメルカリなどのフリマアプリなどを使って売ることができますよね。
そうすれば、多少お金が戻ってきます。
マンガは、大人気の作品でも自分には合わないと思う作品を買ってしまうことありますよね。
私は、そういったときは人気のあるときに売っていました。
ですが、もちろん電子では売ることができません。
紙と違って、還元することができないのがデメリットです。
ですが、電子ではなるべく自分に合わない作品を買うことのないよう、試し読みができるんですよね。
試し読みを活用すれば、自分に合わない作品を買ってしまう可能性はかなり減ります。
メリット

スペースを取らない
これが電子書籍最大のメリット!!
スペースを取らないのは本当に凄い!
私が今電子で持っているマンガの数は約650冊。
紙のマンガは、約500冊持っています。
約500冊のマンガでも正直置き場に困っています…。
電子にしてからは、今後増えるであろうマンガをどこに置けばいいのかという悩みがなくなりました。
また、紙のマンガを読んでいたときは、外にマンガを持っていくという考えはありませんでした。
ですが、電子にしてからは、専用の電子書籍リーダーをバッグに忍ばせて出張に行くこともあります。
出張先の夜、ホテルでマンガ三昧は、紙の本では考えられなかった…。
自宅で買ってすぐに読める!
電子書籍は、パソコンやスマートフォンの前でパパっと購入することが可能です。
ダウンロードの時間を入れても、30分もあれば電子書籍リーダーに入れて読むことができます。
これは、本屋さんまで行って買ったり、アマゾンや楽天などで注文して届くのを待ったりするよりもよっぽど楽ですよね。
この手間のなさはマンガを読む人にとって革命的な出来事です!!
紙のマンガよりも安い

電子書籍は、紙に比べて安く買うことができます。
紙の本は、「再販売価格維持制度」というもので値段が決められています。
そのため、お店ごとで料金を変えることができません。
ですが、電子書籍は、本ではなく情報を売っているため、「再販売価格維持制度」の適用がありません。
詳しくは、公正取引委員会のサイトのQ&Aに載っていました。
Q13 電子書籍は,著作物再販適用除外制度の対象となりますか。
A.著作物再販適用除外制度は,昭和28年の独占禁止法改正により導入された制度ですが,
制度導入当時の書籍,雑誌,新聞及びレコード盤の定価販売の慣行を追認する趣旨で導入されたものです。
そして,その後,音楽用テープ及び音楽用CDについては,
レコード盤とその機能・効用が同一であることからレコード盤に準ずるものとして取り扱い,
これら6品目に限定して著作物再販適用除外制度の対象とすることとしているところです。
また,著作物再販適用除外制度は,独占禁止法の規定上,「物」を対象としています。一方,ネットワークを通じて配信される電子書籍は,「物」ではなく,情報として流通します。
したがって,電子書籍は,著作物再販適用除外制度の対象とはなりません。
公正取引委員会公式サイトより引用
なので、電子書籍のサイトで〇%オフで販売することが可能なんです。
そうなった場合、皆さんはどこの電子書籍サイトでマンガを買いますか?
品揃えや料金ですよね。
そのため、各電子書籍サイトは、自分のサイトの特徴を出すことで、顧客を取り合っています。
それを考えると、電子書籍がセールなどで安くなる理由がわかります。
ちなみに、私が普段マンガを買っているサイトは「楽天Kobo」です。
なぜ「楽天Kobo」で買っているかは、この記事を参考にしてください。
【お得な話】電子書籍でマンガを買うなら「楽天Kobo」?私が「楽天Kobo」をお得だと思う理由。
紙の本よりも安いと書いていますが、古い作品によっては、ブックオフで買った方が安い場合はあります。
私も、学生時代はブックオフに通い詰めてほしいマンガを少しでも安く買っていました。
1日かけて色々なブックオフをはしごすることが多々ありました。
ですが、ブックオフは中古市場です。
ほしいマンガが売られているとは限りません。
途中の巻だけ抜けていて続きを読むことができないなんていうのはよくあることでした。
確かに、中古で買うと安い場合はあります。
その分、そもそも買うことができない場合なんていうのはざらにありました。
また、最近のブックオフは人気のある作品の値段が上がっており、新品と数十円しか変わらない値段で売っていることもあります。
それだったら、断然電子書籍の方が安いです!
紙のマンガよりも軽い!?
これも大きいメリットです!!
紙のマンガの重さは
少年誌約150グラム
青年誌約210グラム
私の電子書籍リーダー「楽天KoboForma」は約200グラム
少年誌よりは重いが、青年誌よりも軽いが電子書籍リーダーです。
もちろん、紙は、ページ数によって重さは変わりますし、電子書籍も、見る媒体によって重さは変わるので、あくまで参考です。
ちなみに、私が使用している「楽天KoboForma」は片手で読んでも疲れませんよ。
まとめ
紙の本か電子書籍か…永遠のテーマかもしれませんね。
私自身、どっちも使っています。
使い分けとしては、昔から紙で集めている作品は紙で購入を続けています。
また、家族にも読んでもらいたい渾身の作品も紙で取っておきたいと思って紙で買ってるんですよね。
そのほかの作品は、電子にしています。
なにせ読みたい作品が多すぎて、紙で買うと保管することができないんですよね。
ドラえもんの四次元ポケットがあれば、正直紙で買う作品の方が多いと思います。
私の理想は、パソコンの前に座って買えて、置き場にも困らない紙のマンガです!
電子書籍に手を伸ばそうと思った方は、私のこの記事を参考にしてください。
【お得な話】電子書籍でマンガを買うなら「楽天Kobo」?私が「楽天Kobo」をお得だと思う理由。
私のこの記事で、少しでも電子書籍の良さがわかってくれたら嬉しいなぁ。
以 上
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